舟渡の獅子踊り
JR小国駅の北方、車で10分程の所に、小国町指定文化財「舟渡の獅子踊り」が伝承されている舟渡地区がある。
ここに伝わる獅子踊りの起源は詳らかではないが、次の様な説がある。
「越後の上杉景勝が、信州上田の真田幸村を上杉家の人質としたことがあった。
その時、父の昌幸は我が子を慰めるために、信濃の上田付近の獅子踊りを越後につかわした。
これを習い覚えたのが、この踊りが越後に広まる始まりで、景勝は保護奨励した。
やがて慶長三年(1598)景勝は会津(置賜郡も含む)移封となり、
それにより当地方にも広まる事となった。」
この獅子踊りは、明治初期までは地区総代により引き継がれてきたが、その後一時中断し、
昭和二十二年三月三日、若連中の組織(昭和57年舟渡公民館青年文化部に合併)により復活し現在に至っている。
構成は、祝豊年の大纏・纏脇・大頭・踊り子・獅子かぶり・笛吹き・掛唄・面摺等からなっている。
演目は、掛歌、一番庭(二番庭、三番庭とも)①廻り太鼓②連れ太鼓③女獅子狂い・雄獅子狂い④はね太鼓⑤花吸い⑥面摺り等であり、
褒め言葉、返し言葉等と続き、お花の御礼や披露等も行われ、開始後約二時間で終了となる。
施設基本情報
住所 | 日本、山形県小国町大字舟渡1607 舟渡公民館(map) | ||
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TEL | 小国町教育委員会 0238-62-2141 | 公式サイト | |
営業時間 | 定休日 | ||
料金等 | インターネット環境 | ||
支払方法 | 交通案内 | ||
駐車場 | 有(無料) | 最寄のバス停 |
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